TypeScript

TypeScriptは、JavaScriptに静的な型付けが追加されたプログラミング言語です。

TypeScriptのルールチェック方法

以下のコマンドで実行できます。

npm run lint:tsc

TypeScriptに対応しているエディタやIDEでコーディングすると、コード補完や型チェックなどの機能が使えます。

Visual Studio CodeやJetBrainsのIDE（WebStormなど）は、特に設定なしでTypeScriptに対応しています。その他のエディタやIDEに関しては、使用するエディタやIDEの公式サイトを確認してください。

このアプリでは、TypeScriptの設定をtsconfig.jsonに定義しています。

このアプリでは、Expoが提供しているexpo-template-blank-typescriptの設定を参考にしています。

ここでは、TypeScriptの主な設定であるCompiler Optionsについて、このアプリで設定している項目を記載します。なお、Compiler Optionsにデフォルトで設定されている値については記載していません。

注記

TypeScriptのCLIで--showConfigオプションを指定すると、設定内容を確認できます。

npx tsc --showConfig

オプション	設定値	`expo-template-blank-typescript`からの変更
target	esnext	-
lib	[ "dom", "esnext" ]	-
allowJs	true	-
jsx	react-native	-
noEmit	true	-
isolatedModules	true	`expo-template-blank-typescript`では設定されていない項目です。 `true`を設定することにより、Babelなど単一のファイルに対して実行するトランスパイラーでは正しく解釈できないコードを検知できます。
strict	true	-
moduleResolution	node	-
baseUrl	./src	`expo-template-blank-typescript`では設定されていない項目です。このアプリでは、TypeScriptのソースコードを`src`ディレクトリ内に配置しています。アプリ内のModuleをimportする際のルートに`src`を設定することで、パスの指定を`src`配下から指定できるようにしています。
esModuleInterop	true	-
resolveJsonModule	true	-
skipLibCheck	true	-