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ツールの使い所

GitHub Copilot、GitHub Copilot Chatなどのツールに使い慣れてくると、 ツールを使うべきか、使うとしてどちらのツールを使うかに迷うことがあります。
本ページではこれらのツールの使い分け方を示します。本ページを参考にして、その時々で適切なツールを使い分けてください。

備考

本ページは以下からの抜粋です。詳細は以下を参照ください。
GitHub Copilotの使用についてのベストプラクティス - GitHub Docs

GitHub Copilot・GitHub Copilot Chatなどのツールの使い所

GitHub Copilot・GitHub Copilot Chatなどのツールは、やりたいことに応じて向き不向きがあります。
以下に示す例を参考にして、適材適所で使ってください。

向いているケース

  • テストコードの生成
  • 繰り返しコードの生成
  • デバッグ
  • コードの構文の修正
  • コードの要約の生成
  • コードのコメント(JavaDoc、JSDocなど)の生成
  • 正規表現コードの生成

向いていないケース

  • コーディングとテクノロジーに関係のない質問への回答
  • 専門家や高いスキル保持者の代替としての利用
    ※最終判断の責任は自分自身にあり、GitHub Copilotはあくまでもサポートツールという認識が重要です

GitHub CopilotとGitHub Copilot Chatの使い分け

上記よりもう少し細かい判断として、ツールを使うとなった時に、GitHub CopilotとGitHub Copilot Chatのどちらが適切かの判断が必要です。
以下を参考にして両者ツールを使い分けてください。

GitHub Copilotが向いているケース

  • コード スニペット、変数名、および関数を記述する際のサポートツールとしての利用
  • 繰り返しコードの生成
  • 自然言語またはインラインコメントからのコード生成
  • テスト駆動開発用のテスト生成

GitHub Copilot Chatが向いているケース

  • コードに関する質問に対して自然言語での回答を求める場合
  • 大きな塊のコードを生成し、それを反復させるようなコードの補完を求める場合
  • GitHub Copilot Chatに用意されている「コマンド」「スキル」を使う場合
  • 特定のペルソナ(例えば「コードレビュアー」など)を期待したコミュニケーションを行う場合

GitHub Copilot Chatにおけるチャットウインドウとインラインチャットの使い分け

GitHub Copilot Chatには通常のチャットウインドウでの会話の他に、編集中のコード上にポップアップを表示させて会話できるインラインチャットがあります。
※インラインチャットについてはGitHub Copilot Chat > インラインチャットを参照ください。

両者は類似していますが、以下のような棲み分けで使い分けると良いです。

  • 1つのファイルに対して分析したい場合や、コードを修正したい場合 ⇛ インラインチャット
  • 複数ファイルを跨いで分析したい場合や、コードから離れた相談 ⇛ チャットウインドウ