ビルドタイプ
ここまでは、ステージングや本番環境などの環境によってビルドの設定を切り替える方法について説明しました。
それら全ての環境において、Prebuild実行後のネイティブプロジェクトには、デバッグビルドとリリースビルドの2つのビルドタイプが含まれています。
デバッグビルドとリリースビルドの違い
デバッグビルドの場合は、主に開発を便利にする機能が有効になります。
- React Nativeアプリケーションの定数
__DEV__ - ホットリロードやLogBox、expo-dev-clientなどの開発機能
なお、適用するConfig Pluginsによってはリリースビルドのみ、もしくはデバッグビルドのみに反映されるものもありますが、それらはConfig Pluginsの適用を参照してください。
アプリで使用するデフォルトのビルドタイプ
このアプリでは、アプリのビルド方法によってデフォルトのビルドタイプが変わります。ビルド方法としては大きく以下2つを用意しています。
- npm scripts（
npm run [ios/android]）- ローカル環境（開発するPC）で開発する際に使用
- fastlane
- DeployGate、App StoreやGoogle Playからアプリを配信する際に使用
| ビルド方法 | 環境 | ビルドタイプ |
|---|---|---|
| npm scripts | (すべて) | デバッグビルド |
| fastlane | dev | デバッグビルド |
| fastlane | stg | リリースビルド |
| fastlane | prod | リリースビルド |
npm scriptsに関してはオプションを指定することで容易にリリースビルドができます。詳細はビルドタイプに応じたアプリ起動 - リリースビルドを参照してください。