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遷移先の画面にパラメータを渡す

検索条件やIDなどのパラメータを次の画面に渡したい場合、React Navigationでどのように実装するか紹介します。

React Navigationで遷移する際、遷移先の画面に渡したいパラメータをnavigateの引数として指定できます。 遷移先画面では、routeからそのパラメータにアクセスできます。

const Screen1: React.FC = () => {
const navigation = useNavigation();
return (
<View>
<Button
title="Go to Screen2"
onPress={() => {
navigation.navigate('Screen2', {
message: 'Hello',
});
}}
/>
</View>
);
};

const Screen2: React.FC = () => {
const route = useRoute();
return (
<View>
<Text>{route.params.message}</Text>
</View>
);
};

ただし、TypeScriptを使用している場合はroute.params.messageの部分で次のエラーが発生します。

TS18048: 'route.params' is possibly 'undefined'.
TS2339: Property 'message' does not exist on type 'object'.

パラメータの型定義

先のエラーを解消するためには、routeを利用する際にその画面が受け取るパラメータの型定義を教える必要があります。 実装イメージは以下のとおりです。

  1. 画面名をキーに、パラメータ定義を値としてもつリストを定義(RootParamList

    type RootParamList = {
    Screen1: undefined;
    Screen2: {message: string};
    };
  2. useRouteRouteProp<RootParamList, '画面名'>を渡す

    const Screen2: React.FC = () => {
    /* ~省略~ */
    const route = useRoute<RouteProp<RootParamList, 'Screen2'>>();
    return (
    /* ~省略~ */
    <Text>{route.params.message}</Text>
    /* ~省略~ */
    );
    };
注記

このページでは、画面でパラメータを受け取る実装で発生する、TypeScriptの型チェックエラーを解消する方法を紹介しました。

React Navigationでは、型定義を積極的に利用することでより詳細な型チェックが可能です。 例えば、navigateで遷移する先の画面のパラメータ名が間違えている時に、型チェックでエラーとすることなどが可能です。 もしReact Navigationで利用する型定義の全体像について知りたい場合は、Type checking with TypeScript | React Navigationを参照してください。

ただ、React Navigationで利用する型定義はTypeScriptの型システムに精通していないと理解が難しいです。 また、せっかく型定義を頑張ってもその利用方法が誤っていると、型チェックではエラーにはなりませんが実行時にエラーが発生してしまいます。

こういった理由から、React Navigationのための型定義は、定義しないとエラーになるなどの必要最低限のものだけを紹介しています。

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